『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』

奈良、春日大社さんの国宝殿に於きまして、『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』が開催中です。
私も古伯耆には大変興味があります。特に展示中の有綱(粟津家伝来)の太刀が大好きで。
展示は前後期入れ替えありです。
 展示リスト

詳細はHPをご覧ください→ 最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展



短刀の全身押形を

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鎌倉時代前期。
スマホで若干切っ先方向から撮ってしまったので切っ先側が大きく開いて見えていますが、実際はもう少しだけ閉じています。
にしても最近は無反り短刀の場合、少し先開きに見える配置で全身押形の採拓をしています。
全身押形を採拓するとき、切っ先と茎尻棟角の開きの割合を色々と悩みます。
上下ともかなり広い配置、上下を変えてハの字、上下かなり狭くなどなど色々変遷してきたのですが、ここ数年は上下同じで幅も一定に固まりました。
配置の好みは色々あるわけで、この配置に違和感を覚える場合もあると思いますが、私はこれが好きでして。
あと、縦で見るか横で見るかでも変わりますし、この配置だと縦横両用ですので。



年末年始と全身押形を描く

年末から鎌倉末期大磨上無銘刀、鎌倉初期生茎在銘太刀、鎌倉前期乃至中期生茎在銘太刀、室町末期在銘寸延、室町末期在銘短刀の押形を描く。

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色々考えながら描いていたが、大体の事は忘れた。