加筆する

6、7年ほど前描いて放置状態だった全身押形に加筆する。
とりあえずある程度工程は済んでいたが、失敗箇所もあり中途半端な仕上りであったので。
気持ちもすっきりしたし、充実した時間を過ごせた。
楽しみにしていた本でも読もう。



山本覚馬

八重の桜の巡回展示が始まっているようですが、展示目録を見ますと研磨させて頂いた大長刀直しは「伝山本覚馬所用」となっており、八重の佩刀というのは間違いのようです。
あまりに長大で正直違和感もあったのですが、覚馬所用ならば素直にうなずけます。
2014 7/12追記後に山本覚馬佩刀ではない事が判明



伏見にて

三条京阪のすぐ東、「伏見」と言う居酒屋。
正直、見た目はかなりみすぼらしいのですが、京都ではちょっと名の知れたお店です。
毎年恒例となりつつある京都刀剣まつり後の刀職飲み会。
まだ明るい時間、お店はガラガラかと勝手な見込みで行ったのですが、すでにカウンターはすし詰めです。
狭い店内、予約した二階席へお客を掻き分けながら上がりました。

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で、すぐにこの状態。 (高見刀匠、研師の井上聡さん、貞豊刀匠、私、明珍刀匠)
あっと言う間に出来上がってしまい、伏見の途中からと二件目はほぼ記憶に無しです。
いつも色々と意味不明な事を言ってすみません。 何にも覚えていないのでお許しを・・。



万や

国の登録有形文化財となっている、前々京都支部長、故生谷敬之助先生の御宅「生谷家住宅主屋」が、この度改修工事を終え、「万や(よろずや)」としてOPEN! っと言う記事を新聞で見ましたので行ってきました。(一般公開は今月10日まで)
室町通鞍馬口下ル、私の所から車で15分ほどでしょうか。 地下鉄烏丸線、鞍馬口駅から徒歩3分ほどの所です。

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新聞報道にもありましたが、「茶道やいけばななどの文化サロンとして貸し出し、地域の交流の場にしたい」との事。
現在管理しておられるご遺族は生谷先生の御尊意でもあった「刀剣関連の集まり」にも是非お使い下さいと言っておられました。

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一階和室

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二階和室

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新聞報道の直後とあって、多数の来場者がありました。

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重厚な造りの京町屋に現代の風味も加えた素敵な空間となっておりました。