備前物二振り

本日は研ぎ場にて以前拝見した事が有る一文字と、こちらも再会となる長船利光(金象嵌利光)を鑑賞させて頂きました。
この利光を見せて頂くのは何度目でしょうか・・拝見する度に名刀感が増します。
おそらくこの括りの作中最高レベルなのではないかと思っています。
最初の頃は”一文字じゃないの?”とばかり思っていたのですが何度か拝見するうちに、誰かは分かりませんがこの金象嵌を入れた方のセンスに感服するばかりです。
こんな刀に大好きな小鐔の天正拵えを掛けていつも傍らにおいて置きたいです。



軸装と古刀を

先日描かせて頂いた全身押形を軸に仕立てました。
自分で軸装に出したのは初めてですので詳しい事がよくわからず、水墨の絵師さんにお聞きした様にとあとはお店のお任せでお願いしました。
 

画像

綺麗に仕立てて頂きました。
私の下手筆でも軸装をするとかっこよくなりますね。
何よりお喜び頂けた事が一番です!
本日は研ぎ場にて源兵衛と之定を拝見。
どちらも典型作。 
茎もよく銘も鮮明でよい御品でした。



御刀拝見

本日は研ぎ場にて薩摩新刀の珍しい御品や畠田守家などを拝見致しました。
室町時代の刀と言う事で拝見したのですが、鞘を掃い現れた地鉄は確実に南北朝期より古い備前の鉄。
大変細かに整い柔らかで潤う。
乱れ映りも全面に現れています。
やはり勘違いをされていて鎌倉時代の御刀でした。
刃文は守家独特の賑やかな物ですが、とにかくふんわりと柔らかい匂い口です。(後で図譜を見ると解説でもその事に触れておりました)
身幅広く、しっかりと平肉が残り、猪首風の切っ先。
見事な出来でした。



今日は休日に

午前中お客様がお見えになりましたが午後はOFF。
びっくりドンキー、西松屋、ユニクロ、リカマン、ドラッグユタカと子持ち家族の典型コースを巡りヘトヘトで帰宅。
自転車乗りに行きたい!と言う息子に「お父さんは疲れてんねん!」と語気を強めてしまい後悔。
でも割り箸で輪ゴム鉄砲を作ってあげるとはしゃいで居ました。

画像

お父さんはこういうの大好きですのでこれではちょっと物足りなく・・。
子供が寝てからもう少しだけちゃんとしたのを作りました。

画像

二つ綴りの輪ゴムを二発装填出来ます(^^)
力作だと思うのですが多分嫁さんには「危ない!」と怒られ、子供にはすぐ飽きられてしまうでしょう。