古備前景助
太刀、銘 景助(古備前)
44回目です。
磨上げながらも腰反り高く、凛とした太刀姿。
茎の下半平地に細鏨で暢達な書風で景助の銘。
景助は古備前派の刀工で、銘鑑には建保頃(1213年 鎌倉時代初期)とあります。
板目に杢交じり、地景の多い湿潤な地鉄。総体に錵強く所々荒錵交じり、小乱れを主調に小丁子を交え、ほつれ、砂流し、金筋、飛び焼き等を見せ、いかにも古香で格調の高い古備前物の作風となっています。
景助の数少ない有銘作として、資料的にも大変貴重な作品です。
太刀、銘 景助(古備前)
44回目です。
磨上げながらも腰反り高く、凛とした太刀姿。
茎の下半平地に細鏨で暢達な書風で景助の銘。
景助は古備前派の刀工で、銘鑑には建保頃(1213年 鎌倉時代初期)とあります。
板目に杢交じり、地景の多い湿潤な地鉄。総体に錵強く所々荒錵交じり、小乱れを主調に小丁子を交え、ほつれ、砂流し、金筋、飛び焼き等を見せ、いかにも古香で格調の高い古備前物の作風となっています。
景助の数少ない有銘作として、資料的にも大変貴重な作品です。