昔の

その昔の職人さんには字も読み書き出来ない人が多かったわけです。
刀工でも文字が書けないので銘をどうのこうの・・と言う話は沢山あります。
しかしいい仕事してる職人が多いですよねぇ。
ヨーロッパのどこかで大統領が代わるとか、中東がまた怪しいとか、んなこたぁ考えなくてもいいんですから、ずっと仕事に没頭すればいいんですから。(私も難しい事は考えてませんけど)
そう言う職人と勝負するんですから現代の職人もなかなか大変なのです。
昔の名も無き研師とちょっと一杯やってみたいですねぇ。
一年に何振り研ぐ?なんて話になったら、「たったそれだけかい?!」っと馬鹿にされそうです・・。
「平成の時代には内曇をここまで効かせないとダメなんだよっ」なんて自慢してやりますよ。
でもねぇ、「なんだこの力の無い内曇は!」って笑われるかも知れませんね。
であいつらは絶対に常見寺と細名倉の自慢をしてきますから、
そしたら100Wの電球と洗濯ソーダとタンガロイを自慢してやりますよ・・・。
内曇をずーっと何日も引いて居ると色々つまらぬ事を考えるわけです。
しかし2、300年ほど前の職人と共通の話題を同レベで盛り上がれるのが面白い。 多分。

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