江戸時代の人の
昨日のブログの写真。
右上に鐔を入れて写したんですが(ボケ過ぎて見えないですが鐔なんです)、その鐔を見てみると面白い事がありました。
古金工とかそう言う品でしょうか、私は小道具に弱くてよく分かりませんが・・・。
でも良い鐔です。 かなり好きな雰囲気。
写真と現物では色が難しいのですが、山銅っぽい色の赤銅ではないかと・・・。
切羽台の部分、見えますでしょうか?!
「三十八匁」って書いてますよねこれ!
そう、この鐔の値段です。
これをけがいた刀屋さんが江戸時代のいつ頃の人か分かりませんので、この三十八匁の現代の貨幣価値が分かりませんがちょっと面白いです。
当時の刀の値段は大体いくら位だったとか、拵えの部品の中で鮫が一番高価だったとか、色々な話は聞きますが、昔の人が付けた値段を直接見たのは初めてで、まさにタイムスリップした感覚を味わいました。(目録などで値段を書いた物は多数みますが)
(因みに鐔の重さは100グラムです)