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まんじゅうを買いに行った

2017年07月06日【ブログ】

腕も痛いし腰も痛い、ちょっと自転車で気分転換。
一乗寺のお饅頭屋さんへ。
私は通った事の無い道、知らない路地が楽しく、車で走っていてもすぐに細い道に進入したくなります。
細いといっても半端なく細い道も多数あるわけで、ガードレールやいけず石(家の角に置いた石)に車体を擦る事も多々ありました。
今は少しは気を遣う様にはしていますが、元々車に全く興味がなく傷ついてもお構いなしで・・・。 以前、細い道をミラーを閉じて進んで居たら両サイドが完全に壁に挟まって動けなくなりJAFに助けてもらった事も。抜けられると思ったんですが。

今日は自転車、好きに細い道を。
ツツーッと南に下り、通ってみたかった叡電宝ヶ池踏切を渡り、いつも白川通高架から行ってみたいと思いつつ東に眺める丘陵方面へ。
丘沿いを走ると初めて見る住宅街が東奥へ広がります。
そのまま奥まで走り南下。 土壁の切れ目に「宮内庁」の文字で、あぁもう修学院離宮かと気が付きました。
少し南下し曼殊院へ登ろうとするも、ぼろママチャリと軟弱精神で坂道を断念、西下し白川通りへ出、一乗寺のお饅頭屋さんに。
抹茶のどら焼きは夏はお休みという事で、子供の好きないつも買う栗まんじゅうなどを。
帰りは同じ道は通りたくなくラーメン街道を少し北進し一本西の細い通りで北山通りへ。
アピカルイン横の小川沿いに岩倉へ出て帰宅。あぁ気持ちいい。

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松ヶ崎、五山送り火「法」の東。鹿二頭。可愛いんですが、こいつらのおかげで市内北部の大きな公園は一面黒豆だらけです。

で、帰り道ですが道路脇にこんな物がゴロゴロ。
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これ、どうみても砥石ですよね。
山沿いの道でしたが、斜面を見上げると砥石層らしき物の露頭が確認出来ました。
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道路に転がっていた石を少し持ち帰り、面を付けてみました。
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やはり砥石です。

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転がっている砥石は全て風化していますし、地表に出る層も基本殆どが風化していると思います。
しかし刃物を当てるとなんとか研げました。
市内のこんな東に、しかもこんな身近にもあったんですね。
京都から産出する砥石の多くは仕上げ砥石です。この仕上げ砥が無ければ刀の刃文に光を当てて鑑賞する事は出来ませんし、細かな地肌を目視する事も出来ません。
仕上砥が京都から産出するという事は、そこで最初に研磨技術が発達したと考えるのが自然でしょうし、という事は鑑賞の文化発祥の地なんですかね。

押形二枚目

2017年06月29日【ブログ】

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棚のガラスに並べて貼った押形を正面より少し右から撮った結果長さが違う写真になってしまいましたが、先日と同じ短刀の全身押形です。
ちょっと色々試したく、ざっとですが二枚。
描く時の光が違う物でしたので、互の目の数や足の数が全く違います。
これは「意図的にそうした」或いは「極めていい加減な描き方をした」というわけではありません。
光線の取り方により、ある程度そう見えた結果です。
私の場合、押形で一番苦労するのが刃文を見る事です。
鑑賞の時は、刀を手に持ち好きなように刀を動かし見たい様に見られます。それに比べ押形を描く時はかなりの制限がかかります。
完璧な光の取り方で、刃文の幅や高さを計測しながら描いた押形ではこの様な現象は起こらないと思います。

短刀の全身押形を

2017年06月27日【ブログ】

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押形を新しい紙に初めて描いてみました。
消しゴムも少しならOK。墨の反応も敏感過ぎる事はなさそうで使いやすいかも知れません。
水分によるももけは少しありますが、さほど酷くは無さそうで。
厚いので扱いやすいですが、パリパリ感が強く、シワが出来やすいかも知れない。まぁ大した問題ではないけれど。

雨です

2017年06月22日【ブログ】

最近はネットニュース程度しか情報を得ない生活だし、外にも殆ど出ないので天気にも疎く。
もう梅雨だったんですね。
今朝も凄い風雨で驚きました。
家の前は、コンクリートに覆われてはいますが小川が流れています。
雨で増水すると必ず見に行きます。
気持ちがいいんです。
独特の音、匂い、風と湿気。
ただ気持ちがいいだけではなく、ん~ってちょっと考えないとそれが何なのかが分からないんですが、何か特別な感情が湧いてくるのが心地いいんだと思います。
子供の頃の記憶ですかね。
水溜まりではなく、流れる水面に跳ねる雨が心地よいです。

先日、押形用紙を買うのにまぜてもらい買わせて頂きましたが、使いやすいです。
少し厚めでパリパリしてて扱いやすく。
墨の反応も程よいと思います。まだ乱れを描いていないですがもう少ししたら明治の貞一の短刀で試します。
厚めで少しパリってるので彫りの中に紙を入れにくいのかなぁ・・・。

砥石を切る

2017年06月15日【ブログ】

新作刀の樋研ぎをと思ったが樋研ぎ用の良い石が無く・・・。以前から少なくなっている事が分かっては居たがなかなか手を付けられずにいて。
樋研ぎ向きの人造砥を準備しカットを。
せっかくなので少なくなってきている刃艶もついでにと倉庫をガサゴソやっていると、あれやこれやと切りたい石が大量になり、結局一日砥石切りになってしまった。
倉庫の砥石、しばらく見ないうちにどの山の物だったのか、よく分からなくなった物も多く、産地不明多数に。とにかく効きそうな妙な色の物ばかりを切った。
倉庫内の石は内曇りとして良い色の物より、へんてこで妙な色の石に異様な効きを示す物が多い。
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もっと沢山出来たつもりだったが、一日頑張ってこれだけか・・・。

切断刀身

2017年06月20日【ブログ】

国内にはまだ多くの未登録の刀が眠っています。
研師をやっていると「刀が出て来た」という相談を度々受けます。
そういう時は「最寄りの警察署に連絡し、刀を持って行ってください。”発見届け”の書類が作成され、その後教育委員会の審査にて登録証が交付されますから安心してください」といったアドバイスをします。
しかし刀を初めて見る方の中には「大変なものが出て来てしまった」と慌てている方も少なくありません。
大丈夫ですからどうぞ安心して警察で書類を作成して下さいとアドバイスしても、「えらいこっちゃ!銃刀法違反や!」との気持ちでいっぱいのご様子で。
その様な場合の後日談を聞くと、「怖いから警察に持って行き廃棄処分にしてもらった」「知人の話では切ったらええんやとの事やったんで自分で切断した」など、大変悲しい結果が多いです。

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未登録を理由に小間切れに切断された刀身。
私にしては埋鉄の材料などとして活用できるので貴重なのですが、どう考えても惜しいです。
茎を見ると鎌倉期の物や貴重な在銘もあったりします。

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切断された応永年紀の園城寺信国を押形にしてみました。
美しく詰む地鉄に端正な直刃を焼いています。

刀が発見されたら登録手続きを行いましょう。
所持するつもりが無ければ刀屋さんに買い取ってもらえばいいんです。幾らかにはなるでしょう。
そうすれば大切にしてくれる人の元に渡って行きますから。