拭いを

2017年11月01日

前回拭いを作ったのがいつだったかとブログを見ると8月だった。
もっと最近だと思って居たがあっという間に時は過ぎ・・。
その後、複数の刀鍛冶さんの鉄肌を頂戴する機会をいただき、8月とは温度を変えて焼成。

良い研磨とは?との問いには”晴れた研ぎ”という答えが正しいと思うが、どんな刀にもその研ぎが良いとは限らない。
例えば薄く小さい下地艶で上げた地鉄にそのまま拭いを差してしまいたい刀も実は多い。
しかしそれでは地鉄が晴れていないため拭いが効かないし色斑も出て汚い地鉄になってしまう。
拭を差し、良い結果を得るには良質な上げ地艶を適正な大きさと厚さで使用し、丹念に晴らす事が肝要。拭いの結果は上げ艶次第、と。
ではなぜ色々な拭いを作るのか。。
薄く小さい下地艶で上げた地鉄にそのまま差してしまえる拭いに辿り着きたいから。(これは上げ艶を省く手抜きではなく、あえて地鉄を伏せた上品な仕上がりを求めるという意味)
今回は出来たかも。まだ一振りでしか試せてないけれど。