在銘大和物の古い太刀の全身押形を2口採拓。以前は大和物の押形は比較的簡単だと感じていたのですが、今回は2口とも難しい。 うち1口の研磨が非常に良い。おそらく某派の研師の研磨。昨年来この研ぎをやりたく、色々試して来ましたが […]
都合により入札出来ず。 1号 短刀 銘 信国 応永三年八月日2号 刀 無銘 信国(南北朝後期)3号 刀 銘 廣幸(平安城弘幸)4号 脇差 銘 城州住政国5号 脇差 銘 於大坂和泉守国貞作之 今 […]
1号3尺超。少し細身で反り浅い。よく詰む綺麗な地金。互の目と湾れ。寛文新刀の姿をそのままグンと延ばした感じ。これ、以前並んだ事が。(後で調べたら2017年に鑑賞刀として出ていました)”覚えていてよかったぁ、知らなかったら […]
明日4月19日より、本能寺 大賓殿宝物館にて「名刀展」が始まります。以下出陳刀剣の一部です。 太刀 銘 光忠(重要美術品)太刀 銘 包平(特別重要刀剣)太刀 銘 国宗(特別重要刀剣) 刀 無銘 貞宗(重要刀剣) 刀 […]
錆びた刀がお手元にある場合、「良く切れる様に」「錆を落としたい」と、もしもご自分で研磨をされるような事があれば、その価値を大きく落とし、後世に伝えるべき刀の寿命を縮めてしまう事になりかねません。
刀剣の研磨は、棟・鎬地・平地・横手・鋒等各所の肉置きを整えつつ錆を除去し刀本来のあるべき姿に研ぎ上げ、さらに地刃の働きを引出し或いは抑え、鑑賞に相応しい状態に仕上げて行く、総工程十日~二十日以上に及ぶ作業です。「刀剣研磨」とは、他の刃物類の研磨とは全く違う世界なのです。