最近は

ちょっとブログには書いていませんでしたが、最近も色々と珍品名品を拝見致しております。
とある大大名家より昭和初期の売立てで流出した非常に珍しい御刀で、長年愛刀家が秘蔵していたため世に出て居ない品です。
近年発行の書籍で「こう言う物があるらしい」的に記載が有るのを発見しましたが、現物はそれ以上の品でした。
また、歴史的理由で銘を改竄された御刀を二口拝見。 (それぞれ別の理由で)
いずれも良刀であり、茎は触られていますがそれもまた歴史。貴重な資料です。 
大変保存状態の良い太刀拵えを拝見。
江戸末期の物でしょうか・・。 当たり一つ有りません。 本当に大切に大切に扱われて来たのでしょう。
中身は鎌倉末期の在銘太刀です。  鎌倉期の大和千手院かと思いましたがハズレました。
鎌倉末期の大和物在銘年紀入り平脇差をしずしずと拝見。
ん~・・映画は難しいのはダメなのでワ~っと言うハリウッドが楽しいですが、刀はこういうのが好みです。
典型的慶長新刀の平身を拝見。
慶長期は鎌倉後期と同じ様に、各国で名工が多数輩出された時代です。
それぞれ個性は強いのですが、なぜかどこか共通性を感じる出来口で、何か引き付けられるものを感じます。
個人的にですが、慶長新刀全般に少々荒びた感が有ってもそれすらも欠点とは言わせないパワーを感じます。

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