末備前など

出先にて末備前を二口拝見。
全くと言っていいほど研ぎ減りがなく、非常に健全。新々刀の様な状態で。銘字も端正。
一つは末物然とした地鉄、もう一つは少々古調な地鉄で。
末備前には個人的好みが全く無いのですが、こういうのを見てしまうと良いなぁと感じる。
重刀ではないと思うとの事でしたが、帰宅後調べると重刀指定品。
山城物の珍しい所を一口。この様な品が重刀になっていると嬉しくなる。
出先にて生荷を多数拝見。中に薄錆身の大変良い薙刀直しがあった。
出来抜群。昔の研磨も頗る良い。
重刀にはなっていないとの事でしたが、いやこれは成っているでしょうと思う。
帰宅後調べるとやはり指定済み。



相伝系

末左、長義、高木貞宗、則重、貞宗、行光、そしてまた長義と全身押形を採拓しました。ここまで相伝系が続いたのは初めてで、偶然とはいえ何だか凄い。



重りを買う

かなり久々に押形用の重りを作ります。

私のやり方では、今まで12個でやっていましたが、本当は14個がベストなので。



日本刀の美 刀剣の旅・長野篇Part1

銀座盛光堂さんのyoutubeチャンネル「日本刀の美」に長野篇がUPされました。永和堂朝倉さんのご案内で真田宝物館などが紹介されています。
松代藩荒試しに使用された大慶直胤の刀が出て来ますが、おびただしい刃毀れで、荒試しの凄まじさが伝わります。
日本刀の美 – YouTube