≪新刀≫肥前 河内守正廣(二代)

刀、銘 肥州河内守藤原正廣 (江戸時代・寛文頃 )

刃長 二尺四寸一分 反り九分

masahirozennsinngazou-1
正廣家二代目、河内守正廣の作品である。
この二代正廣は初代忠吉の曾孫にあたる。(忠吉の婿養子として吉信。その子が初代正廣。その弟が行廣。)
河内守受領は二代・四代・五代と言う事だが、肥前刀備忘録で確認すると「守」の字第三画、角の角度が鋭くなる点に二代銘の特徴がよく出ている。 (本刀の銘は少し底銘気味であるが押形でも確認出来ると思う)
非常に詰んだ肥前独特の肌に、匂い口が深く極めて明るい焼刃。
焼の谷が特に深く沸付く肥前刀の特徴も顕著である。

乱れ刃の全身押形を描く時は苦労から気持ちが折れそうに成る事もあるが、この刀はひたすら楽しく最後まで描き切る事が出来た。
そう言う刀である。
kawatimasahiroawase1-1