無題

お正月はちゃんと休む方が締りが有ってよい気がするのですが、何かと忙しく、今年は1日の夜から研磨を始めています。
気が付いたらもう11日ですか。信じられないほど早いですね。あぁ恐ろしい・・・。

先日出先にて、新発見の品で、最上作、平安時代、ほぼウブ茎在銘の太刀を拝見。
古研ぎで古鞘に古い鞘書。
傷気や繕いも無く、刀身の完存さ、出来の良さ等すべてに驚く。

京都と言う場所柄か、この手の新発見の品を拝見する事は多いです。
その昔は正直な所、羨ましく思った事もあったものですが、もうしばらく前から全く思わないですねぇ。
よく残ってたものだと素直に喜び一人で勝手に大満足です。
この手の新発見の品、良い状態で残る品ばかりではありません。これから先は忘れ去られる事なく大切に扱われる事を願います。
もの凄く貴重で価値の高い品なのに、どの時点で酷い扱いに変わってしまうのでしょうか。
色々な所に問題がありますね。