写意

「東洋画の用語。事物を描写するだけでなく,対象から誘発されたものや,絵に託そうとする画家の心意を描写すること。このような絵を写意画という。中国,宋の文人で書画,詩文にすぐれた蘇軾 (そしょく) の「画を論ずるに形似をもってするは,見 (けん) 児童と隣る」という言葉に代表されるように,東洋画では文様や近代の写実主義的絵画のほかはすべて写意画とみられ,画面に表出する気韻,品格など精神的内容を重んじる伝統があった。」

「写意」と言う言葉を知りませんでした。 ↑写意とはこの様な事だそうです。
押形DVDの最後の方で講師の方が”名刀としての品格を描き出す”と言う事を仰っています。
これは今まで何度も聞いた事のある表現ですが、”写意”という言葉と出合って初めて実感出来ました。
先日届いた光徳刀絵図集成の薫山解説に、「およそ押形の刃文の描法には写実と写意があるが・・・」と写意と言う言葉を使い解説、光徳の描写を写意的としています。
正にこれです。
悩みが晴れた気分。
独自路線を行けと言う事ですよ。
違うかな?!

写意は研磨にも通じ、刃取りがその代表格です。



帰ってまいりました

下筆春蚕食叶声 に。

固い筆で練習すべしと言う結論。
今は。



電車で

長野へ。電車で。
遠い。
関西方面からは車で行くべきですね。
長野へ電車ならいったん東京に出てから長野へ行った方が早いです。 でも高いので直接行くわけですが。
「ワイド ビューしなの」に乗って行くのですが、行きも帰りも隣のスーツの人が靴を脱いで座る人でした。
まいった。

車中、大変お世話になっている方から以前頂いた「おれは清麿」を久々に読みました。
清麿の全身押形を時間を掛けて描いてみたい。
どんな人だったのかを感じてみたいです。

光徳
帰ったら光徳刀絵図集成が届いていました。



筆を

私、筆は一種にこだわらず色々試すタイプです。
例えばこんな記事→ http://kyoto-katana.at.webry.info/201006/article_8.html
普通に毛筆用の筆を買えば必ず天然毛だと思いますが、人造もおもしろいかも知れません。
筆
でも多分私の場合、筆先の切り方が問題なんだと思います。
昨日やっと意識の低さを実感したのでちょっと考えました。
上手くカットする方法を思いついたので試してみます。