無題

疲れた時はカッコいいブルースブラザーズで

JB
研ぎの仕上げや押形で上手くいった時はこのシーンの気分
4分18秒~



全身押形を進める

昨夜からの続き。波平の佩表輪郭と茎、そして刃文を描きました。在銘ですが細鏨なので見え難い銘です。

これは私は場合ですが、押形は研磨の仕事の合間の作業であり仕事として行なっている訳ではありません。名品をじっくりと時間をかけて描きたい気持ちはありますが、なかなかそうも行かず…。という事で、スピードが必要です。押形を始めて10年15年となかなか速度が上がりませんでしたが、なんだか最近上がってる気がします。



大和物と大和系と

大和物、鎌倉末期の在銘全身押形を採拓。鎌倉期の大和本国物は在銘品が少なく貴重。

その後、大和系在銘太刀全身に。時代は室町中期でしょうか。古くみがちな出来で、こういう太刀は入札鑑定に使うと面白い。出される側だと苦労必至です。あでもいつもの独特な良い地鉄なので、もう騙されないかも。



三本杉

三本杉の押形が出来ました。もう少し時代の下がる三本杉は互の目の頭が尖る「尖互の目」の連続になりますが、この刃文は小互の目の連続です。
三本杉系は過去に鉛筆やシャーペンでの経験は有りますが、おそらく墨筆では初めて。
一応「墨筆に拘って描いている」という事で墨で描きましたが、これは多分鉛筆の方がいいですね。。