無題

ちょっと間が空いてしまいました。。
昨年度は骨折やなんやかんやで三ヶ月間ほど仕事が出来ませんでしたが、今は完全回復で日々研磨を頑張っています。
最近も小さな運の悪さは度々ではありますが・・。

ケーキにこんなんが入っていたり。。

自転車にこんなんが刺さったり・・。

体質的に、接種したら死ぬかも知れない薬を病院で処方されたり。(問診票には絶対に書くのですが。こんなミスもあるんですね。。)

ただ、自分ではこんなに運がいい人間は居ないと思っていますので全部運良くこうなったと思っておきます。

NHKさんに撮影して頂きました。今回は一口を荒身から仕上がりまで。天然砥石のお話です。

原田眞人監督、岡田准一さん主演の映画「燃えよ剣」、公開日が決まりました。また延期にならなければよいのですが。
良いシーンは全部予告で使い切った様な映画は多々ありますが、この映画は違います。凄かった(昨年試写で)。



長い巻物の巻き方

元々巻物(掛軸等)を巻き取るのが苦手で毎回汚くなっていました。(片側に異様にズレたり、それを修正しつつ巻き取った結果、ガッサーっと雑にまとめたトランプの様に両サイドがガタガタになったりと)。

しかし寒山押形〜、綺麗に巻けるようになりました。元々両サイドへの軸芯の出方は少ないのですが、綺麗に出せるようになりました。



樋用磨棒加工

25年ほど前に購入した樋用の磨き棒ですが形状が好みではなく今までに10回程度しか使用した事がなく。。
しかし眠らせておくのもなんですし・・・。

好みの形状に加工。
タンガロイは硬い。
ちょっと薄すぎたかも。
磨き筋が残るようならもう少し厚くすべし。



寒山押形

私の”一生持てないであろう本リスト”に木屋押形と寒山押形がありましたが、本日寒山押形を頂戴いたしました。(木屋押形はしばらく前に購入)
寒山押形にどの様な品が掲載されているのかを知らずに居たのですが、あまりにも凄くて。。

各刀の解説や寒山先生のお言葉は附属の解説書にあり、本編である春夏秋冬の巻物は原寸全身押形のみ。
押形を学ぶ者にとって、木屋押形同様に全身押形が延々と詰め込まれた装本のパワーは凄まじいものです。

この太い巻物を上手に巻き切る技は無いものか・・・。
ヤフー知恵袋で見てみましたら、表具屋さんだったか専門の方の回答で、「コツは特にありません。遠くを見ながら素早く一気に巻き取って下さい。必ずズレますので巻いた後で直して下さい」的な回答でした(泣)