副長の。

昨日から公開の映画「燃えよ剣」。
劇中、副長土方が持つ刀はこの和泉守兼定です。
13ac85424406b61f9a9cd1e26f9b918b.jpg (5727×986) (kyoto-katana.com)
会津11代ではなく、司馬遼太郎の原作通り、”ノサダ”。
そして原田眞人監督のこだわりから、本物のこの和泉守兼定が使用されました。
劇中での使用を快くお許しくださった御持ち主様には心より御礼申し上げます。(本当にありがとうございました。もちろん殺陣シーンでの使用はありません。ポスター撮影や本編中本物の質感が必要な幾つかのシーンに限られています。)




色々

数日長船。
いつも大変お世話になっている職方さん達や学芸員さん達にお会い出来ました。
”備前おさふね刀剣の里”は大好きな場所です。

安藤刀匠

特重指定展。たまたま一人でゆっくり鑑賞出来る貴重な時間でした。

研ぎ場にて享保名物含む貴重な品を複数拝見。

出先にて鎌倉2,南北1,慶長1の短刀名品を拝見。
刀は鑑賞する順番が非常に大事です。入札鑑定の並び順もかなり考えますし、研ぎ場にて御刀をご覧頂く場合も順番に無策はありません。
単純に新しい順にするのか古い順かだけではなく、色々考えるわけです。
古い新しいでいえば、鎌倉の物がある場合、その後に南北を見るとどうしても時代落ち感は否めない。
ただそこに慶長が混ざってくると慶長の面白さが強調される事になったり。。
そしてこんな中に江や新作の凄い物が混ざって来ると面白さは各段に上がります。
古い新しいだけでなく、”位取り”という価値観の中に新作を入れられる楽しさは痛快です。



無題

今日も体が動かなくなるまで研ぎを頑張りました。
レベッカ(1986年早稲田GIG)みて寝ます。。

youtubeこのアンコール曲しか貼れず。。本当は全6曲聞く(みる)とより元気になれます。



擂る

焼いた鉄肌を全部擂るのは時間が掛かります。
何日もかけて全部擂ったが全然ダメ拭いだった・・・なんて事も普通にありますので、まずは少量を。
最初は大き目の乳鉢で。擂り棒も大きく重い。一日中新作刀の下地をやった後の腕にはスマホの重さすら辛いので少しづつ。