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鎬地の仕上げについて

2014年11月08日【ブログ】

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先日来描いている太刀、とりあえず刃文はつながった。

兵部2
こちらは近日研磨記録にUP予定。

さて、先日研磨させて頂いた古い太刀。
依頼者の希望で鎬地に磨きを掛けず、平地と同じ様に拭いで終了としました。
地肌は比較的詰んだ板目で潤う杢混じり。鎬地も同様です。
平地に錵映りが強く出、鎬地にもよく出ています。
鎬地を磨き潰すのが惜しいと感じる刀には度々出会います。しかし本当に磨かずに仕上げたのは今回が初めてです。
仕上がりの雰囲気は直刀に近いでしょうか。
個人的にはこれは有りだと感じました。
むしろ昔はこういう仕上げであったのではなかろうかと。
鎬地が美しく無い作刀方の刀のために磨き棒による磨きが考えられただけで、美しい鎬地を持つ刀は磨き無し仕上げだったのではないか、などとも思います。
依頼者は、新刀を古刀に化けさせるための発案が鎬地の磨き仕上げではないかと仰っていましたが、それもおもしろい視点です。 石堂の柾を磨き潰し、一文字に持って行く。

あまり手の掛かっていない研ぎの刀。
鎬地の磨きの上から内曇を引くと、筋交いの荒い砥石目がどっと出て来るのが普通です。
研師の目には磨きの底に沈む砥目は見えて居るものですが、一般の鑑賞者には見えないものだと思います。
針磨きは鎬地の本当の表情を見る機会を奪っているとも言えるわけです。

平成26年近畿現代刀匠展

2014年11月07日【ブログ】

ikutama
大阪の生國魂神社に於いて、近畿の現代刀匠展が開催中です!
詳細は全日本刀匠会HPで↓
http://www.tousyoukai.jp/kikaku/event/index.shtml

筆を入れる

2014年11月06日【ブログ】

佩き表の刃文を描く。
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一部墨が濃過ぎた。
薄くしようと思ったが上手く行かず。
全体を濃くして目立たぬようにしようか・・。

気持ちの有るうちに採る

2014年11月04日【ブログ】

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太刀、佩表から。
在銘太刀でもほとんど差し表から採るので反対側から採るのは珍しい。
時間が無いので短期で採りたく、気持ちが有るうちに銘の側を。
押形を採らせて頂くのに”気持ちが有る”と言ってしまえば、じゃぁ無い時も有るのかと言われますな。
そうなんです、無い時もあるんです。 なので、押形で料金を頂いた事は一度もありませんし、これからもありません。(お礼の御品を頂戴した事はあります。ありがとうございます!)
私の場合、研磨の仕事と押形は全く別の物です。
押形は自由にやりたい。
自由であるからこそ、真面目に練習するのは厳しいし続けるのは苦しい事もある。
それに逃げも利きますし。

押形記事がブログに出なくなったら、あいつは諦めたなと思ってください。

11月に

2014年11月03日【ブログ】

なりました。
10月終わりの土曜に、あれからもう1年経ったと言う内容の話を聞いて驚いた。
もう一年経ちましたか。 年々早くなりますねぇ。
あと二ヶ月も、あれしてこれしてと予定をこなすうちにすぐですよ。

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描きかけてストップしていた全身完成。
互の目から抜け出せて次からは少し気分が楽になる。

第九回お守り刀展覧会

2014年10月26日【ブログ】

お守り刀展が大阪にやってきます!
おまもり
会期 平成26年11月1日(土)~12月23日(火・祝)
会場 大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1-32
TEL:06-6946-5728 FAX:06-6946-2662

関連イベント多数です!
詳しくは全日本刀匠会HPにてご確認下さい。